心慎(読み)こころづつみ

精選版 日本国語大辞典 「心慎」の意味・読み・例文・類語

こころ‐づつみ【心慎】

〘名〙 心に慎みはばかること。遠慮
※高遠集(1011‐13頃)「世の中を心つつみの草の葉に消えにし露にぬれてこそゆけ」
[補注]用例の歌は、白居易長恨歌一節「馬嵬坡下泥土中、不玉顔空死処」によった作。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android