心もしのに(読み)こころもしのに

精選版 日本国語大辞典 「心もしのに」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 も しのに

  1. ( 「しの」は草や藻などが風や波などになびきしなうさまをいう ) 心もしなうばかりに。心もぐったりして。
    1. [初出の実例]「淡海の海夕浪千鳥汝が鳴けば情毛思努爾(こころモシノニ)(いにしへ)思ほゆ」(出典:万葉集(8C後)三・二六六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android