心の林(読み)こころのはやし

精選版 日本国語大辞典 「心の林」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 林(はやし)

(「林」は動詞「栄(は)やす」の連用形名詞化した「はやし」にかけたもので、林立し、盛んなさま) 心をはやし立て、勇気づけるもの。
書紀(720)顕宗即位前・歌謡「築き立つる 柱は、此の家長(いへぎみ)御心の鎮(しづま)りなり。取り挙ぐる 棟梁(うつばり)は、此の家長の 御心之林(こころのはやし)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android