復蜟(読み)ニシドチ

デジタル大辞泉 「復蜟」の意味・読み・例文・類語

にし‐どち【復蜟】

チョウやガのさなぎ。特に、アゲハチョウスズメガのさなぎ。指でつまんで「西はどっち、東はどっち」と言うと、それに答えるように腰から上を振るといわれる。入道虫。西向け。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「復蜟」の意味・読み・例文・類語

ふく‐いく【復蜟】

〘名〙 セミ幼虫、根切り虫の蛹(さなぎ)をいう。→西何方(にしどち)。〔薬品手引草(1778)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android