御門祭(読み)ミカドマツリ

デジタル大辞泉 「御門祭」の意味・読み・例文・類語

みかど‐まつり【御門祭】

上代皇居の門に入ってくる邪神を払うために、毎年6月・12月に行われた祭事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御門祭」の意味・読み・例文・類語

みかど‐まつり【御門祭】

〘名〙 古代、内裏内外の門を守護すると考えられた櫛磐間門(くしいわまど)、豊磐間門(とよいわまど)二神をまつり、門内にはいろうとする邪神を追い払うために行なわれた祭事。六月・一二月の二回、大殿祭(おおとのほがい)につけて行なわれ、斎部(いんべ)氏が祝詞を唱えた。みかどほかい。〔延喜式(927)〕

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