御蔵の小舎人(読み)みくらのこどねり

精選版 日本国語大辞典 「御蔵の小舎人」の意味・読み・例文・類語

みくら【御蔵】 の 小舎人(こどねり)

蔵人所の下級職員。御倉(一)③の御物を出納し、殿中の犯罪人の追捕などを行なう。中世供御人(くごにん)を統轄するなどして、大きい勢力を得た。蔵人所の小舎人。おくらことねり。
※高野本平家(13C前)四「御倉(ミクラ)の小舎人(コドネリ)をめして」

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