御茶屋御殿跡(読み)おちややごてんあと

日本歴史地名大系 「御茶屋御殿跡」の解説

御茶屋御殿跡
おちややごてんあと

[現在地名]若葉区御殿町

東金御成とうがねおなり街道沿いに置かれた将軍一行の休泊施設。造営時期は明らかでなく、街道筋の東金御殿・船橋御殿との関連が考えられるが、これらが慶長期(一五九六―一六一五)とも伝える一方、寛永元年(一六二四)小栗信友が東金御離館および土気とけ茶亭(現緑区)構造奉行に任じられ赴任しているので(「寛永諸家系図伝」など)、この時が創築であった可能性がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android