御浸(読み)おひたし

精選版 日本国語大辞典 「御浸」の意味・読み・例文・類語

お‐ひたし【御浸】

〘名〙 (「お」は接頭語) ホウレンソウなどの青菜をゆでて、しょうゆ、かつおぶしなどをかけたもの。ひたしもの。
※人情本・三日月於専(1824)一〇回「此頃はちっと佳肴(さかな)も鼻についたようで、薩摩芋(おさつ)おひたしが食べたくなりました」

お‐したし【御浸】

〘名〙 「おひたし(御浸)」の変化した語。
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉二一「しんぎくの胡麻汚しのおしたし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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