御月様とすっぽん(読み)おつきさまとすっぽん

精選版 日本国語大辞典 「御月様とすっぽん」の意味・読み・例文・類語

おつきさま【御月様】 と=すっぽん[=鍋蓋(なべぶた)

(同じように丸くても両者は大変ちがうところから) 二つのものの相違の大きいことのたとえにいう。御月様菱餠下駄焼き味噌。月とすっぽん
洒落本・当世気どり草(1773)「河岸は六百。此六寸も他の六本とくらぶれば、お月さまとなべふた程の違いなれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報