御性根(読み)おしょうね

精選版 日本国語大辞典 「御性根」の意味・読み・例文・類語

お‐しょうね ‥シャウね【御性根】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 仏の霊魂仏像仏画などを開眼させることに「お性根入れる」というように用いる。
② (大切なものの意から) 金銭
評判記役者口三味線(1699)京「紙入ふくさやうの花車道具(きゃしゃたうぐ)伽羅(きゃら)も大せつな木じゃと、仰られて下さるるも、にほひの物は念比がさめると申せば、同じくはおしゃうねで、お心がけかしと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報