御座なさる(読み)ござなさる

精選版 日本国語大辞典 「御座なさる」の意味・読み・例文・類語

ござ‐なさ・る【御座なさる】

〘自ラ下二〙
[一] 「ある」「いる」などの尊敬語
歌舞伎出世隅田川(1701)三「此の橋の下にこそ班女様も皆々も御座なされ候」
[二] 補助動詞「ある」「いる」などの尊敬語。
※桐葉宛芭蕉書簡‐元祿二年(1689)二月一五日「御堅固に被御坐候哉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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