御師匠様(読み)おしょさん

精選版 日本国語大辞典 「御師匠様」の意味・読み・例文・類語

おしょ‐さん【御師匠様】

〘名〙 (「おっしょうさん(御師匠様)」の変化した語) 師匠を敬い親しんで呼ぶ語。
落語・汲立て(1897)〈四代目橘家円蔵〉「お師匠(ショ)さんの方へ種々(いろいろ)(よろこば)して少し物が出来る様になりますと」

おっしょう‐さん おっシャウ‥【御師匠様】

〘名〙 (「おししょうさん」の変化した語) 「ししょう(師匠)」の敬称
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「直にお琴の御師匠(オッシャウ)さんへ行(いっ)て」

おっしょ‐さん【御師匠様】

※雑俳・玉の光(1844‐45)二「二人づれ・ハイお師匠さんじるをます」

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