徒軍・歩軍(読み)かちいくさ

精選版 日本国語大辞典 「徒軍・歩軍」の意味・読み・例文・類語

かち‐いくさ【徒軍・歩軍】

〘名〙
① 馬に乗っていない兵士徒武者(かちむしゃ)ほへい。⇔馬軍(うまいくさ)
書紀(720)雄略八年二月(前田本訓)「軍を悉して来り追ふ。乃ち奇兵を縦(はなちいだ)して、歩(カチイクサ)(〈別訓〉カチツハモノ)騎(むまいくさ)(はさ)み攻めて、大に破りつ」
② 徒歩武者の戦い。歩兵戦。⇔馬軍

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android