後藤謙(読み)ごとう けん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤謙」の解説

後藤謙 ごとう-けん

1837-1917 幕末-明治時代の漢学者,教育者。
天保(てんぽう)8年7月18日生まれ。広瀬淡窓(たんそう),安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなび,昌平黌(しょうへいこう)にはいる。文久2年帰郷,筑後(福岡県)久留米藩校明善堂の講釈方となる。のち福岡師範校長などをへて,明治22年久留米中学の初代校長となった。大正6年11月18日死去。81歳。本姓兼吉。字(あざな)は甫益(益甫)。通称は良蔵。号は東庵(とうあん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android