後先踏まえる(読み)あとさきふまえる

精選版 日本国語大辞典 「後先踏まえる」の意味・読み・例文・類語

あとさき【後先】 踏(ふ)まえる

あとさきの事について配慮する。周囲事情をよく考える。十分に見込みをつける。
浮世草子世間胸算用(1692)四「此男は長崎買物、京うりの筭用して、すこしも違ひなく、跡さきふまへてたしかなる事ばかりにかかれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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