待喜(読み)まちよろこぶ

精選版 日本国語大辞典 「待喜」の意味・読み・例文・類語

まち‐よろこ・ぶ【待喜】

[1] 〘自バ四〙 待っていたものが来たので喜ぶ。待ちうけて喜ぶ。
源氏(1001‐14頃)橋姫「宮まちよろこび給て所につけたる御あるじなど、をかしうしなし給ふ」
[2] 〘自バ上二〙 (一)に同じ。
万葉(8C後)一〇・二二六四「こほろぎの待歓(まちよろこぶる)秋の夜を寝(ぬ)るしるしなし枕と吾れは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android