形態規制[建築物](読み)けいたいきせい[けんちくぶつ]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「形態規制[建築物]」の意味・わかりやすい解説

形態規制[建築物]
けいたいきせい[けんちくぶつ]

建築基準法の規定の1つ。都市環境・景観保持という考え方から,同法は建築物の形態についていくつかの規制を加えている。代表的な規制としては容積率建蔽率がある。高さ制限には前面道路斜線制限,日照権とからんだ北側斜線制限のほか,住居専用地域での高さ制限,日陰による中高層ビルの高さ制限,敷地境界線からの壁面制限などがある。特に最近では,ビル建設にからむ日照権問題がトラブルとなるケースが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android