当事も無い(読み)あてこともない

精選版 日本国語大辞典 「当事も無い」の意味・読み・例文・類語

あてこと【当事】 も 無(な)

(見込みはずれだ、予想しないの意から) 途方もない。とんでもない。
※俳諧・曠野(1689)員外「姥ざくら一重桜も咲残り〈越人〉 あてこともなき夕月夜かな〈野水〉」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「秤や算盤(そろばん)で買居(かって)て間尺に合ふもんか、あてこともねへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android