当を幸い(読み)あたるをさいわい

精選版 日本国語大辞典 「当を幸い」の意味・読み・例文・類語

あたる【当】 を 幸(さいわ)い(に)

手に当たるを幸いとして。手当たりしだい。
御伽草子・はもち中将(近古小説新纂所収)(室町末)下「大なぎなたをぐるまにまはし、あたるをさいわいに〈略〉、はらりはらりときってまはるありさまは」

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