弾流(読み)ひきながす

精選版 日本国語大辞典 「弾流」の意味・読み・例文・類語

ひき‐なが・す【弾流】

〘他サ四〙
三味線など、門付(かどづけ)をしながら弾き歩く。ながす。
② 曲を気軽に弾く。

ひき‐ながし【弾流】

〘名〙 歌舞伎の下座音楽で、演奏されている曲をそのまま連続させること。唄入りの場合に唄をそのまま連続させる場合と、せりふになると唄をやめ、三味線の合方だけにする場合とがある。〔楽屋図会拾遺(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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