弥谷村(読み)いやだにむら

日本歴史地名大系 「弥谷村」の解説

弥谷村
いやだにむら

[現在地名]美山村弥谷

白馬しらま山の南西、日高川上流右岸の山間にある。東は皆瀬かいぜ村、南は同村の枝郷阿田木あたぎ村。慶長検地高目録には「伊屋谷村」とあり、高九七石余、小物成九斗三合。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」には弥谷村と記され、田畑一二町三反余で高一〇〇石余、家数三五で内訳は本役一一、半役七、無役一四、庄屋・年寄各一など、人数一二一、牛五、鉄砲三、御蔵一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android