建礼門院大原西陵(読み)けんれいもんいんおおはらにしりよう

日本歴史地名大系 「建礼門院大原西陵」の解説

建礼門院大原西陵
けんれいもんいんおおはらにしりよう

[現在地名]左京区大原草生町

寂光じやつこう院の背後にある五輪塔で、高倉天皇の中宮建礼門院平徳子の御陵

文治元年(一一八五)の壇ノ浦合戦による平家滅亡後、寂光院にその身をおいた建礼門院は、以後、建保元年(一二一三)一二月に没するまで高倉上皇や安徳天皇菩提を弔った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報