庵梅(読み)イオリノウメ

デジタル大辞泉 「庵梅」の意味・読み・例文・類語

いおりのうめ〔いほりのうめ〕【庵梅/庵の梅】

狂言庵主老女を女たちが訪れて短冊を渡し、老女はそれを花盛りの梅の枝に下げ、酒宴を催して舞に興じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「庵梅」の意味・読み・例文・類語

いおりのうめ いほりのうめ【庵梅】

狂言。各流。梅の咲いている庵に住む老尼を訪れた女たちが、老尼とともに酒宴をし、歌舞を楽しむ。老尼も所望されて小舞柴垣」を舞う。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android