精選版 日本国語大辞典 「座頭の涼み」の意味・読み・例文・類語
ざとう【座頭】 の 涼(すず)み
中世以来、毎年六月一九日に春の石塔会に、同じ京都の清聚庵で催された法会。石塔会よりやや規模が小さいが、行事の内容はほとんど同じで、読経をし、平曲を語り、四条河原に出て石塔を積んで拝した。座頭涼み。涼みの塔。涼み積塔(しゃくとう)。すずみ。《季・夏》
※舜旧記‐慶長一五年（1610）六月一九日「今日座頭之涼見、萩原可レ有二同道一之由之間、於二検校所一見物了」
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