座論・坐論(読み)ざろん

精選版 日本国語大辞典 「座論・坐論」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ろん【座論・坐論】

〘名〙
① (━する) 座の席順を論じること。
※中右記‐長治元年(1104)四月一七日「近行兼方座論事、猶以左可上臈事也者」
② (━する) 座して論じ合うこと。座上論議。また、口先だけで論じること。空論。〔人物志‐英雄
※俳諧・犬子集(1633)一「落ゆくはまけか座論の梅花〈武元〉」

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