度を失う(読み)ドヲウシナウ

デジタル大辞泉 「度を失う」の意味・読み・例文・類語

うしな・う

ひどくあわてて心の平静を失う。周章狼狽しゅうしょうろうばいする。「突然のプロポーズに―・う」
[類語]慌てるうろたえるまごつく面食らう狼狽周章周章狼狽騒ぐ慌てふためく右往左往取り乱す泡を食う一泡吹かせるじたばたあたふた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「度を失う」の意味・読み・例文・類語

ど【度】 を 失(うしな)

狼狽して言動に平常の状態を失う。あわててとり乱す。
玉葉‐嘉応二年(1170)八月二九日「心神失度、哀慟無双」 〔戦国策‐燕策・王喜〕

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