底翳・内障(読み)そこひ

精選版 日本国語大辞典 「底翳・内障」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ひ【底翳・内障】

〘名〙
① 眼球内の疾病黒内障白内障緑内障などの総称。⇔上翳(うわひ)。〔文明本節用集(室町中)〕
② (形動) (比喩的に) 物事を見抜く力のないこと。また、そのさま。
※ありのすさび(1895)〈後藤宙外〉四「出来るだけした心尽くしは、何(どん)盲目(ソコヒ)な親達でも、よもや満更見えんことはありますまい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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