庄屋仕立て(読み)しょうやじたて

旺文社日本史事典 三訂版 「庄屋仕立て」の解説

庄屋仕立て
しょうやじたて

江戸幕府職制が簡単で実務的であったことをいう語
徳川氏が三河の一大名であったころの家老・年寄といった制をもとに,幕府設立後も必要に応じて追加・拡張したにすぎず,これが農村での庄屋・年寄など実務的で形式ばらない組織に似ているのでこう呼ばれた。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android