平野俊夫(読み)ひらの としお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平野俊夫」の解説

平野俊夫 ひらの-としお

1947- 昭和後期-平成時代の免疫学者,腫瘍病理学者。
昭和22年4月17日生まれ。熊本大助教授などをへて,平成元年阪大教授。13年から理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センターグループディレクターを兼任。昭和61年サイトカインの一種インターロイキン6を発見,その構造を決定した。平成16年藤原賞。21年スウェーデンのクラフォード賞受賞。23年「インターロイキン6の発見から疾患治療への応用」で岸本忠三とともに日本国際賞。大阪出身。阪大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android