平侍・平士(読み)ひらざむらい

精選版 日本国語大辞典 「平侍・平士」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ざむらい ‥ざむらひ【平侍・平士】

〘名〙 普通の侍。官位の低い武士。ひらさぶらい。ひら。
大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉一〇「加番は各物頭五人、徒目付(かちめつけ)六人平士(ヒラザムラヒ)九人」

ひら‐さぶらい ‥さぶらひ【平侍・平士】

太平記(14C後)二六「四品以下の平(ヒラ)侍武士なんど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android