干上村(読み)ひあがりむら

日本歴史地名大系 「干上村」の解説

干上村
ひあがりむら

[現在地名]小倉北区日明ひあがり一―五丁目・みどりおか一―三丁目・高峰町たかみねちよう朝日あさひおか板櫃町いたびつまち

平松ひらまつ浦の南西に位置し、南は菜園場さえんば村。唐津街道は板櫃川の地獄じごく(現在は極楽橋)を渡って当村に入り、海岸沿いに西へ延びる。板櫃川の水門の役割を担い、干潮時に干潟となるため干上の地名があるという。慶応年間(一八六五―六八)日明村と改めたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android