帽子針(読み)ボウシバリ

デジタル大辞泉 「帽子針」の意味・読み・例文・類語

ぼうし‐ばり【帽子針】

江戸時代女性が用いた、布や綿帽子を留めるための針。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帽子針」の意味・読み・例文・類語

ぼうし‐ばり【帽子針】

〘名〙 女性用服飾品で、針の根本家紋・役者紋を彫った金具のついた銀製留具。布や綿帽子を留めるのに用いる。ぼうしかんざし。
※雑俳・川柳評万句合‐明和六(1769)「ほうし針娵は銀のを二本もち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android