常花(読み)トコハナ

デジタル大辞泉 「常花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はな【常花】

いつまでも散らずに咲いている花。
「橘は―にもがほととぎす住むと来鳴かば聞かぬ日なけむ」〈・三九〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はな【常花】

〘名〙 いつまでも散らずにある花。常に変わらず咲いている花。
万葉(8C後)一七・三九〇九「橘(たちばな)は常花(とこはな)にもがほととぎす住むと来鳴かば聞かぬ日なけむ」

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