常盤杜(読み)ときわのもり

日本歴史地名大系 「常盤杜」の解説

常盤杜
ときわのもり

歌枕。歌学書「和歌初学抄」「八雲御抄」「和歌色葉」にあげられる。

<資料は省略されています>

「長秋記」天永四年(一一一三)八月一一日条に、鳥羽天皇の松尾行幸に際して「自二条支辻子北行、自中御門末西行、経常盤杜南、至浮橋」と記されている。近世の「山州名跡志」には「在里中往還道北側、杜下有小堂、安石彫阿弥陀仏、杜ハ榎椋也、古歌ニハ詠椎柴青柳」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android