帰田法(読み)きでんほう

精選版 日本国語大辞典 「帰田法」の意味・読み・例文・類語

きでん‐ほう ‥ハフ【帰田法】

〘名〙 明治初年の士族授産法の一つ。これまで武士であった士族に給祿助成金を交付して帰農させる方法。士族救済手段として、明治二年(一八六九)以降、各藩がこれを実施した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android