帰婿(読み)かえりむこ

精選版 日本国語大辞典 「帰婿」の意味・読み・例文・類語

かえり‐むこ かへり‥【帰婿】

〘名〙 婚姻形態の一つ結婚に先だち、婿が、嫁となる娘の実家へ、年限をきめて住み込んで働き、その年限が終われば、嫁を連れて自分の家へ帰るもの。東北地方近年まで行なわれた。年季婿。出帰り婿。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android