巴山(読み)ともえやま

日本歴史地名大系 「巴山」の解説

巴山
ともえやま

村域の西、額田ぬかた郡との境にある標高七一九・九メートルの山。この山から発する川は南からおと川、北から矢作川、東は豊川に入ることから巴山と名付けられる。かつて白髭しらひげ神社があって日本武尊・大山祗命・大水上御祖命を祀って雨乞に霊験があったと伝えられる。山頂に明治三三年(一九〇〇)建立の巴山碑と、巴山にちなむ歌を刻した年代不明の三角柱歌碑が立つ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android