左河内村(読み)さごうちむら

日本歴史地名大系 「左河内村」の解説

左河内村
さごうちむら

[現在地名]上対馬町河内かわち

河内村の西にある。河内村枝郷で、狭河内として佐加布知と訓じる(津島紀略)。また左河内村として佐五布知と訓じ、古くは河内村が中河内で、その左手にあることから左河内と称したともいう。また旧号は浦で、おお浦に対するものともいう(津島紀事)。天正八年(一五八〇)当時は「さかう地」の畠が佐護石見守の知行分であった(同年八月一九日「宗信国遵行状写」佐護郷給人等判物写)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android