川沿・川添(読み)かわぞい

精選版 日本国語大辞典 「川沿・川添」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぞい かはぞひ【川沿・川添】

〘名〙 (古くは「かわそい」) 川に沿っていること。また、川に沿った所。川のほとり。かわべ。かわばた。かわつき
万葉(8C後)九・一七五一「島山を い行き廻れる 河副(かはそひ)の 丘辺の道ゆ 昨日こそ わが越え来しか」
※新撰六帖(1244頃)二「岡こえの道をくるしみ河そひのあすかのかたをゆきてめくらん〈藤原信実〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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