島津霰(読み)しまづあられ

精選版 日本国語大辞典 「島津霰」の意味・読み・例文・類語

しまづ‐あられ【島津霰】

〘名〙 文様一種石畳の文様の小形なものを、上下左右一個ずつ隔てて黒白の色などを入れ違えた方形の文様の中に、島津氏家紋である十文字を配したもの。
洒落本吉原楊枝(1788)「しきせ小袖に、島津あられのへりとりむくを見せかけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android