島古丹村(読み)しまこたんむら

日本歴史地名大系 「島古丹村」の解説

島古丹村
しまこたんむら

[現在地名]寿都郡寿都町字磯谷町いそやちよう

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三五年(一九〇二)まで存続した村。横澗よこま村の東にある。明治三年の「北行日記」に「島コタン商屋ニ休息、茶菓等ノ心遣アリ」とある(同年九月二三日条)。同六年の「後志国地誌提要」に島古丹村とみえ、戸数五四(うち寺一)・人口二九六、寄留人口六三(うち男五一)で、稲荷社(天保元年再建)が祀られ、禅宗願翁がんおう寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android