デジタル大辞泉
「新潟」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
にいがた にひがた【新潟】
[一] 新潟県中北部の
地名。県庁所在地。信濃川・
阿賀野川の河口に
発達。古くは
蒲原津(かんばらのつ)、江戸初期以来、
新潟湊と呼ばれた。寛文一二年(
一六七二)西回り
航路の
寄港地となる。
明治元年(
一八六八)に五大開港場の一つに加えられ、昭和以降、
満州や
朝鮮との航路の
基地として
繁栄。
製油・化学・金属・食品などの各種工業が発達する日本海側最大の臨海工業
都市。明治二二年(
一八八九)市制。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
新潟
にいがた
新潟県中央部,信濃川河口にある県庁所在地。近世,日本海岸の港町として発展した
647年渟足 (ぬたり) 柵が置かれたころに始まり,戦国時代上杉謙信が港を築き新潟と呼んだ。1616年以来長岡藩が支配し,江戸廻米の寄港地として繁栄。1843年天領となり,新潟奉行が置かれた。'59年安政の五カ国条約により開港予定地となり,'68年開港。'89年市制施行。日本海沿岸最大の都市となる。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報