岩永八幡宮(読み)いわながはちまんぐう

日本歴史地名大系 「岩永八幡宮」の解説

岩永八幡宮
いわながはちまんぐう

[現在地名]秋芳町大字岩永本郷 宮の前

祭神は応神天皇・神功皇后・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命。旧郷社。

「注進案」に記す社伝や当社所蔵の棟札によれば、霊亀元年(七一五)日向国宮崎みやざきより岩永下郷いわながしもごうの字朸田おおこだにある河内森かわちもりに勧請されたという。のち岩永本郷の三戸みと山に移したが、天文年中(一五三二―五五)火災により社坊即心そくしん庵などとともに焼失、永禄五年(一五六二)現在地に移された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報