岩内山古墳群(読み)いわうちやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「岩内山古墳群」の解説

岩内山古墳群
いわうちやまこふんぐん

[現在地名]武生市杉崎町・岩内町

杉崎すぎさき・岩内にまたがる標高三〇―九〇メートルの独立丘岩内山に分布。昭和四二年(一九六七)北陸自動車道建設に伴う事前調査で、前方後円墳二基を含む計四四基からなることが確認された。同四五年、一〇号丘が調査され、東西辺約一二メートル、南北辺約九メートルの方形墳墓で、土壙一基の存在が判明した。同四八―四九年の再度の分布調査で前方後円墳の存在は否定され、計五一基の存在が報告された。

発掘調査は地域を七区に分ち、八基について実施。A区では一号、B区では九―一三号が一辺一〇メートル前後の方形の墳丘を有する古墳と判明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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