山科長安(読み)やましな ちょうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山科長安」の解説

山科長安 やましな-ちょうあん

1642-1688 江戸時代前期の医師
寛永19年11月生まれ。山科広安養父。京都の人。小児科医をつぎ法眼となる。序文をよせた「日本古今人物史」が幕府のとがめをうけ,著者宇都宮遯庵(とんあん)とともに京都追放。のちゆるされ,加賀金沢藩につかえた。貞享(じょうきょう)5年4月29日死去。47歳。名は元信。字(あざな)は申孚。号は求仁斎,菊渓子。著作に「幼科保寿口訣」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android