山神 種一(読み)ヤマガミ タネイチ

20世紀日本人名事典 「山神 種一」の解説

山神 種一
ヤマガミ タネイチ

大正・昭和期の農民運動



生年
明治32(1899)年4月10日

没年
昭和53(1978)年10月12日

出生地
香川県仲多度郡象郷村(現・琴平町)

経歴
大正13年日農象潟支部を結成して支部長となる。多くの農民運動を指揮し、14年金蔵寺事件で検挙され懲役2年に処せられた。同年クートベに入学し、昭和3年帰国。同年8月東京で検挙され、出獄後は国民思想研究所でロシア語翻訳などを行なった。その後帰郷し、20年3月満蒙開拓団の団長として満州に渡り、21年帰国。帰国後は日農左派の県連書記長として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android