山町(読み)やままち

日本歴史地名大系 「山町」の解説

山町
やままち

[現在地名]福井市照手てるて一丁目

しお町の西に続く町で、北は上三橋かみみつはし町、南は八幡はちまん町。慶長年間北庄四ツ割図に町名がみえ、家数三七。天正元年(一五七三)の朝倉氏滅亡後、一乗谷より移住した者によって形成されたと伝える。正徳三年(一七一三)頃の御城下惣町間数帳は「山町 六拾六間、八幡町ヨリ夷町迄、但道幅二間半」と記す。

町域西側に隆松りゆうしよう(浄土宗西山禅林寺派)・日蓮宗本妙ほんみよう寺があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android