山本錫夫(読み)やまもと せきふ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本錫夫」の解説

山本錫夫 やまもと-せきふ

1809-1864 江戸時代後期の本草家。
文化6年7月7日生まれ。山本亡羊次男山本渓愚の兄。祖父の代からの読書室を充実させ,父がはじめた物産会継承,主宰した。元治(げんじ)元年2月20日死去。56歳。京都出身。名は篤慶。通称は沈三郎。号は榕室(ようしつ)。著作に「山陰四州採薬記」「大和国土産考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android