山の常影(読み)やまのとかげ

精選版 日本国語大辞典 「山の常影」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 の 常影(とかげ)

いつも山のかげになっていて日の当たらない所。
万葉(8C後)八・一四七〇「もののふの石瀬(いはせ)の社(もり)の霍公鳥(ほととぎす)今も鳴かぬか山之常影(やまのとかげ)に」

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