局村(読み)つぼねむら

日本歴史地名大系 「局村」の解説

局村
つぼねむら

[現在地名]酒田市局

木川きがわ村の南東にあり、最上川下流左岸に位置する。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高九六石余。同九年の検地帳(仲條文書)によると田畑一七町三反余・分米一九六石余。寛永九年(一六三二)加藤忠広領となり、承応二年(一六五三)の御預地手控(余目町史)によると、高二二四石、免四ツ五分。その後の領主変遷大宮おおみや村に同じ。庄内要覧では家数四六。元禄四年(一六九一)の門田村絵図(門田区有)によると門田村との間に小局があるが、宝永年間(一七〇四―一一)廃村となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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